ブレーキ FD2

皆様、こんにちは!

皆様は、ブレーキのコンディションチェックしていますか?

車検に通っているから大丈夫?それは確かに。

でもですね、車検場でのブレーキのテスターの合格基準を

軽々クリアしているのか、ぎりぎり通っているのか・・・わかりませんよね。

ブレーキには、油圧で動くピストンが1個以上あり(ブレーキの構造にもよりますが)、

そのピストンがブレーキパッドを押し出してブレーキローター(円盤状の部品)に

押し付けられることで制動力を発揮するのですが、

古くなってくるとピストンの動きが悪くなったり、ブレーキを離しても

ピストンが戻らなくなったりします。

ローターも擦り減ってきたり、表面に凹凸ができたりと、

過酷な使用環境に伴って、ある程度疲弊してくるものです。

 

命に関わる大切な部品だけに、コンディションチェックは怠らないようにしたいですね。

日常の点検では、ブレーキローターの目視で、表面に波のような凹凸が無いか、

指を当てて、外側と内側の段差が大きくないかをチェックします。

段差が1ミリを超えてきているようだと注意が必要です。

ブレーキパットは、ちょっとわかりにくいですが、キャリパー(ピストンが入っている本体。写真で言いますと赤いヤツです)

を、横から覗いて、ブレーキパットの残量をチェックします。

金属板にかまぼこのようにパットがくっついていますが、このパットが5ミリ以下ほど

になってきていると注意が必要です。早めの点検、交換を行ってください。

また、ブレーキパットは2枚で挟み込む仕様ですので、

裏側にもあります。

裏側と表側で減りの速度が違ってきている場合もありますので、

表が5ミリ程度の場合、裏はもっと減っているという可能性もあります。

ご注意ください。

 

ピストンの固着などは、パットを外してみないとわからないので、

交換時に一緒に点検をしてもらうのが一番です。

気になる方はお早めにお声をおかけください。

よろしくお願いします。

nagoya_bana