皆様、こんにちは!
エンジン制御や、その他の制御は、新型になればなるほど進化していくのが
車に限らず、すべての機械に言えることですが、
車に関して、身近なところとして、大きく変わったなと思うのが、
「電動スロットル」かなと思います。
実際には、20年くらい前の車でも装備している車種はありましたが、
最近の車で、これが無い車種はほぼ皆無でしょう。
なぜかと言いますと、「各制御がやり易いから」ということに他なりません。
「スロットル」とは、アクセルを踏むことで動くフタのことで、
エンジンへの空気の導入量を変える働きをします。
アクセルを大きく踏むとフタが大きく開いて空気も、より多く入る。
その空気量をセンサーが測って、その量に見合ったガソリンをコンピュータがエンジン内部へ入れる。
という仕組みです。
電動の場合は制御がやり易いと申しましたのは、
このアクセルの動きを、人間がなんとなく感覚で行うのを、
センサーが必要と思った開度に勝手に設定ができるからです。
つまり、低燃費な走行をさせたいと車が思ったとき、人間がガツンとアクセルを踏み込んでも
実際にはちょびっとしかフタは開いていないなんてこともできるわけです。
これが活きているのが、横滑り防止機能であったり、クルーズコントロールであったりするわけです。
クルーズコントロールは、勝手にアクセル量を調節して(フタの開度調整ですね)、
アクセルを踏んでいなくても設定した速度を保って走ることができます。
様々な効果があるこの電動スロットルですが、
スポーツカー的には、ちょっと?な時があります。
コーナーを攻めた走りをしたり、ドリフトするのももちろんですが、
ガツンとアクセル開けて全開加速なんて時にも、制御が入ってきてしまうからです。
長くなりましたが、そんなときに欲しい装備が、この「スロットルコントローラー」です。
レスポンスの良い反応をさせたり、踏んだアクセル量どおりのフタの開きをさせたり、
また、エコモードにすれば、自然と低燃費走行させることもできます。
折角買ったスポーツカーですから、コンピュータに勝手に性能を抑えられてしまうのも悔しいですし、
一度、ご検討下さいね。